2025-07-25
実施報告:北海道大学×北海道農政事務所「みどりのワークショップ」を開催
北海道大学産学・地域協働推進機構は、5月29日(木)、創基150周年記念事業の一環として、農林水産省北海道農政事務所(以下「北海道農政事務所」という。)との共催で「みどりのワークショップ」を開催しました 。ワークショップは、食料・農林水産業の生産力向上と持続可能性の両立をイノベーションで実現する政策「みどりの食料システム戦略」について学び 、未来の食料システムのために挑戦したいことや仲間を見つけるきっかけ作りを目的として企画されたものです。農林水産省は、将来を担う若い世代の環境に配慮した取組を促すための事業である「みどり戦略学生チャレンジ」にも取り組んでいます。
当日は、農学部・水産学部・経済学部等に所属する大学生や高校生ら約20名が参加し、北海道農政事務所の職員とともにワークショップを行いました。
はじめに北海道農政事務所の担当者から「みどりの食料システム戦略」の概要について説明があり、その後、参加者は五つのチームに分かれてディスカッションを行いました。各チームは生産・ 加工・流通・消費といったテーマの中から課題を一つ選び、その解決策を検討しました。「バイオ炭を活用した持続可能な農業」や「結婚式の食品ロスを削減するアイデア」など、独自の視点や自身の研究を取り入れたユニークなアイデアが次々と提案され、活発な意見交換が行われました。
参加した学生からは、「食料問題を広い視野で考える良い機会になった」「他学部の学生のアイデアに刺激を受けた」といった感想が寄せられ、分野の垣根を越えた交流を通じて新たな発想を生まれる貴重な機会となりました。農林水産省が実施する「みどり戦略学生チャレンジ」への応募など、学生らによる環境に配慮した取り組みの一層の推進を、北海道大学産学・地域協働推進機構も支援していきます。
開催概要
- 日程
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2025年05月29日(木) 18:30 ~ 21:30
- 場所
- 北海道大学オープンイノベーションハブ「エンレイソウ 」
- 対象
- 高校生、高専生、大学生、大学院生
- 共催
- 北海道農政事務所、北海道大学産学・地域協働推進機構
- 後援
- HSFC
- 備考
- 協賛: 株式会社HBA