2025-08-08
実施報告:「『知る』から『動く』へ 法律×実践力で、災害に立ち向かう力を学ぶ」を開催
2月12日(水)にオープンイノベーションハブ「エンレイソウ」にて、レジリエンスアントレプレナー育成イベント「『知る』から『動く』へ 法律×実践力で、災害に立ち向かう力を学ぶ」を開催しました。本イベントは、災害時に自らの命を守り、迅速な支援を実現するリーダーシップを養うことを目的とし、北海道大学産学・地域協働推進機構及び同大公共政策大学院の共催で実施しました。
災害復興法学の第一人者であり、弁護士・法学博士・気象予報士でもある岡本正氏を講師としてお招きし、東日本大震災や熊本地震などの復興支援に携わってきた経験をもとに、災害救助法の仕組みやその活用方法について講演いただきました。また、ワークショップでは「被災した際の支援制度」や「避難所運営の課題解決」など、実践的な内容が展開され、特に、男女共同参画や福祉支援を考慮した避難所環境の整備については、参加者が主体的に議論し、解決策を考える貴重な機会となりました。
参加者からは、「法律を知ることで、自分や周囲の人を守ることができると実感した」「緊急時こそ柔軟に対応する力が必要だと具体的にイメージできた」といった声が寄せられ、単なる知識の習得ではなく「社会課題に向き合い、行動できる力」を育むイベントとなりました。
北海道大学は2026年に創基150周年を迎えるにあたり、未来のリーダー育成を目指しており、本イベントはその一環としても実施され、今後も社会課題に対応できるアントレプレナー人材の育成を目指していきます。
開催概要
- 日程
-
2025年02月12日(水) 17:00 ~ 20:00
- 場所
- 北海道大学オープンイノベーションハブ「エンレイソウ」
- 人数
- 45名
- 対象
- 高校生、大学生、大学院生、一般
- 共催
- 北海道大学産学・地域協働推進機構、同大公共政策大学院
- 後援
- STARTUP HOKKAIDO、HSFC、北海道新聞社