北海道大学産学・地域協働推進機構は、2月11日（火・祝）に長沼町立長沼小学校にて「科学と野球で学ぶアントレプレナーシップ～科学実験・野球教室～」を開催しました。

積極性や挑戦心、チームワークなどのアントレプレナーシップ（起業家精神）を身に付けることを目的とした本イベントに、小学生6名と大学院生4名が参加しました。

イベント前半の科学実験では、「暖かい空気と冷たい空気の違いを知ろう」「この技術はどのようなところで活かされている？」等をテーマとして、大学院生が小学生にわかりやすく説明し、意欲的に実験に取り組んでいました。後半の野球教室では、大学院生の指導のもと、キャッチボールやバッティング練習を行い、その後に試合形式で野球を行いました。初めて野球に挑戦する参加者もいましたが、大学院生が丁寧に指導し、ゲームが進むにつれてどの参加者も積極的にボールを追う姿が見られ、チームの仲間との関わり合いも楽しむ様子がありました。

参加した小学生からは「野球は初めて挑戦したけど、打てるようになって嬉しかった」「これからも色々なことにチャレンジしてみたい」といった感想が聞かれました。また、科学実験と野球教室の企画や指導は大学院生が中心となって実施し、大学院生にとっても貴重な経験となりました。

北海道大学産学・地域協働推進機構は今後も、地域と連携し、子どもたちが楽しみながらアントレプレナーシップを学べる活動を積極的に展開していく予定です。