2025-08-26
実施報告:STARTUP HOKKAIDO連携講義「社会課題を読み解き未来を生き抜くフューチャースキルを育てよう」を実施
北海道大学産学・地域協働推進機構は、4月から7月にかけて、STARTUP HOKKAIDO及び小樽商科大学と協働して、連携講義「社会課題を読み解き未来を生き抜くフューチャースキルを育てよう」を実施しました。
本講義は、受講生が変動の激しい今を生き抜き、未来の社会をより良くするために必要なフューチャースキルを考え、身につけることを目的としています。様々な領域で活躍している方々を講師や講演者、メンターに迎え、講義を通じて顕在化する社会課題に対する理解を深めるとともに、それらを解決するビジネスアイデアをチームで考えることを通して、課題解決能力の向上を図りました。
本講義には、本学や小樽商科大学の学生だけでなく、全道各地の大学生や高校生らも多く参加しました。最終日の7月14日(月)には、全23チームのうち、選抜された5チームが札幌市の秋元克広市長、株式会社イマジンネクストの笹川祐子代表取締役社長、小樽商科大学の穴沢眞学長、本学の寳金清博総長ら審査員に対して、各チーム5分間でビジネスアイデアの最終発表を行いました。
そして、「使用者の気分に応じた旅行先を提案するアプリ」「インバウンド旅行者のレンタカー事故を減らす運転支援アプリ」「一次産業従事者とそれらを学びたい人とを習い事として繋げるサービス」「一人暮らしの大学生向けの防災グッズサブスクリプションサービス」など、多様なアイデアが発表される中で、「学校教員の過重労働の解決を目指した子どもの学びをアシストするAIエージェント」を提案したチームKIMITOが、最優秀賞を受賞しました。
北海道大学産学・地域協働推進機構では、今後もアントレプレナーシップの醸成を目的とし、このような活動を展開していきます。
▼フライヤー等はこちら
https://hsfc.jp/events/64
開催概要
- 日程
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2025年04月21日(月) ~ 2025年07月14日(月)
- 場所
- 工学部 日本製鉄オープンホール、オンライン配信
- 対象
- 高校生・大学生・大学院生・社会人
- 主催
- 北海道大学産学・地域協働推進機構 、小樽商科大学、STARTUP HOKKAIDO
- 協力
- 宮地帝輔氏(株式会社パイオビア代表取締役/農学院修士課程2年)、小島颯太氏(ミチタル株式会社代表取締役/農学部3年)、大砂百恵氏(株式会社e-Combu代表取締役社長/小樽商科大学商学部2年)、辰野勇氏(株式会社モンベル代表取締役会長兼CEO/北海道大学客員教授)、田名辺健人氏(クラウドファーム株式会社代表取締役)、兼城駿一郎氏(株式会社みらいスタジオ代表取締役)、藤原敬弘氏(株式会社ビアパイント代表取締役/FERM株式会社代表取締役)、東出泰治氏(株式会社cozmic共同創業者 取締役/株式会社SenseField代表取締役)、木下大輔氏(フラー株式会社/一般社団法人SOOGOOD)、遠藤洋之氏(株式会社SAKURUG代表取締役)、赤木勝俊氏(株式会社みらいスタジオアドバイザー)、久保匠氏(株式会社すくらむ代表取締役)、野々宮秀樹氏(GOOD GOOD株式会社代表取締役)、国井美佐氏(株式会社ゲート代表取締役社長)、武田理熙氏(株式会社NudgeU共同創業者/工学院修士課程1年)、笹川祐子氏(株式会社イマジンネクスト代表取締役社長)