北海道大学産学・地域協働推進機構は、9月10日（水）に株式会社HBA（以下「HBA」） と協働し、「Hokkaido-UP! Workshop」を開催しました。北海道大学の学生を含む23名の大学生が参加し、IT技術を活用して地域が抱える課題を解決するためのアイデア創出に取り組みました。

ワークショップでは、はじめにHBAの担当者より地方創生に向けた取組に関するレクチャーが行われました。その後、チームに分かれて議論を重ね、解決したい地域課題の原因を深掘りし、それらを解決するための具体的なアイデアの創出を行いました。そして最後には、チームごとにアイデアを発表し、地方創生に取り組むHBAの担当者からフィードバックを受けました。ワークショップ終了後には交流会も開催され、地方創生や地域課題に関する活発な情報交換の場となりました。

参加した学生からは、「最初は『ITで地域課題解決』と聞いてもピンとこなかったのですが、チームで議論を深めるうちに、農業の後継者不足や観光客への情報発信など、身近な問題にこそITの力が発揮されると気づきました。他の学生との交流も新鮮で、視野が広がったと感じています」「多様な専門分野の学生が集まったからこそ生まれるアイデアの面白さを実感しました。（HBAの）社員の方から地方創生のやりがいや難しさについて直接伺うことができ、今後のキャリアを考える上で大きなヒントを得られました」などの感想が寄せられました。

北海道大学産学・地域協働推進機構は、今後もアントレプレナーシップ教育を通じて、これからの北海道の未来を担う人材の育成に貢献してまいります。