9月29日（月）、EZOHUB TOKYOにて、北海道未来創造スタートアップ育成相互支援ネットワーク（HSFC）は、STARTUP HOKKAIDO実行委員会の協力のもと、Beyond Next Ventures株式会社の運営により「HOKKAIDO NEXT CHALLENGERS MEETUP」を開催しました。本イベントは、北海道での創業やキャリア形成に関心を持つ仲間が一堂に会し、気軽に語り合える場として企画されたもので、北海道のスタートアップ・エコシステムの熱気を東京で共有する貴重な機会となりました。

プログラム冒頭では、主催者からの挨拶に続き、第一部の起業家セッションとして株式会社メカノクロスの齋藤智久代表取締役CEOが登壇しました。自身のキャリアの歩みや、北海道大学理学院での研究経験を経て会社設立に至った経緯を紹介しました。さらに、半導体材料や環境関連事業など多彩な新規事業に携わってきた経験をもとに、北海道から挑戦する意義や可能性について語り、会場の参加者に強いインスピレーションを与えました。

続く第二部の投資家セッションでは、株式会社慶應イノベーション・イニシアティブの鳥居優人プリンシパル、Beyond Next Ventures株式会社の有馬暁澄パートナーが登壇しました。創薬・医療機器・アグリテックといった分野での投資経験を基に、北海道から次世代のユニコーン企業が誕生する可能性や、産学官の連携によるスタートアップ支援の在り方について、具体的な議論が交わされました。参加者からも活発な質問が寄せられ、会場全体が熱気に包まれました。

最後のネットワーキングでは、北海道大学や小樽商科大学出身者をはじめ、北海道にゆかりを持つ多くの参加者が互いに交流しました。将来の創業やCXO参画を志す声、北海道のスタートアップ・エコシステムへの関わり方を模索する意見が飛び交い、地域を越えて挑戦を支え合うコミュニティの芽が育まれました。

本イベントは「いつかは北海道で」という想いを共有する人々が集い、北海道の持つ可能性を再確認する場となりました。今後も、こうした機会を通じて北海道発スタートアップの成長と、全国・世界へと広がるエコシステムの構築を推進してまいります。