北海道大学産学・地域協働推進機構は、9月23日 (火)、小中高生を対象に、主体性や積極性、コミュニケーションスキル等のアントレプレナーシップを育むことを目的として「Go Go 未来スカベンジャーズ！in 岩見沢」を開催しました。岩見沢市内の小学5年生〜高校3年生までの30名が参加し、北海道大学の留学生との交流を通じて、チームで様々なミッションに取り組みました。

イベントでは、はじめにアイスブレイクとして参加者の自己紹介や、留学生の出身国、大学での研究内容等の紹介を行い、チームメンバー同士の理解を深めました。続いて、「スカベンジャーハント」（与えられたヒントやリストを頼りに、指定された場所でアイテムや情報を探し出すゲームで、欧米で人気のレクリエーション）を実施し、会場内に設置された英語のミッションにチームで協力して挑戦しました。ミッションには、英語を活用したクイズだけでなく、「岩見沢の未来についてどう考えるか」といった問いも含まれており、参加者は自分達の住む地域の将来像について、グループで意見を出し合い、発表しました。

参加者からは「留学生や、年代の異なるチームの人と交流しながら、謎を解くことができた」「恥ずかしがらずにコミュニケーションをとることができた。普段学んでいる英語を使う機会となって良かった」といった感想が寄せられました。また、開催協力校の北海道岩見沢緑陵高校の教員からは「言語の壁や学年の違いによるやりとりの難しさを感じながらも、参加した児童・生徒は楽しみながらコミュニケーションの大切さを実感できたと思う」といった声がありました。

今回のイベントは、地方自治体や義務教育学校、高等学校と連携して行う新たな教育の場となりました。北海道大学産学・地域協働推進機構は、今後もアントレプレナーシップ教育を通じて、これからの北海道を担う人材の育成に貢献してまいります。