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2025-12-11

実施報告:「DEMOLA HOKKAIDO 2025 2nd Batch」を実施

北海道大学産学・地域協働推進機構スタートアップ創出本部は、10月5日(日)に「DEMOLA HOKKAIDO 2025 2nd Batch」の最終発表の場である「ファイナルデモンストレーション」を実施しました。


DEMOLAはフィンランド発の産官学連携イノベーション創出プラットフォームであり、世界16ヵ国、60大学以上が参加している国際的な企業課題解決ネットワークです。学生と企業担当者が一緒にチームを組み、企業のリアルな課題(ケース課題)解決に取り組むのが特徴です。2018年から日本では初めて北海道大学が導入し、約8年間かけて45社52課題に取り組む活動を展開してきました。


今回は総合商研株式会社及び日産東京販売ホールディングス株式会社にご参加いただき、それぞれのケース課題が出題されました。


総合商研株式会社からは「食体験をアップデート」というテーマで、タイムパフォーマンスやコストパフォーマンスといった価値観が広まる現代において、人々にとって豊かな食体験は何かという課題が、日産東京販売ホールディングス株式会社からは「"走幸”を求める新たな公式」というテーマで、変革期を迎える自動車業界において、自動車に関わる人を幸せにするためには、総合モビリティ企業としてどのように新たな価値を生み出すことができるかという課題が提示されました。


参加者は8月から約2か月をかけてこれらの課題を解決するためのアイデアの創造に取り組み、当日はその集大成として各学生チームから発表が行われました。


参加した学生からは「最終発表まで大変だったけれどやり切った。(創造したアイデアが実際に採用されることを)信じて結果を待ちたい」「行き詰まることも多かったけれど、チームメンバーと協力して乗り切ることができた」といった感想が寄せられました。また参加した企業の担当者からは「学生さんたちの豊かな発想に驚かされた。普段働いている中では思いもつかないようなアイデアだったので、新鮮で楽しく聞くことができた」といった声がありました。


北海道大学産学・地域協働推進機構は、今後もアントレプレナーシップ教育を通じて、地域の将来を担う人材の育成に貢献してまいります。


開催概要

日程
2025年08月09日(土) ~ 2025年10月05日(日)
人数
大学生・大学院生12名
対象
主催
北海道大学産学・地域協働推進機構
参加企業
総合商研株式会社、日産東京販売ホールディングス株式会社
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