【実施報告】9/11 第9回NoMaps Dream Pitchを開催

9月11日（水）に札幌市内のACU-Aにて「第9回 NoMaps Dream Pitch」を開催しました。ピッチコンテストにおいては、北大発認定スタートアップ企業であるFloatmeal株式会社の北村もあな代表取締役が「最優秀賞」と「野村證券札幌支店賞」を、工学院博士後期課程の牧　駿さんが「NICT賞」と「審査員特別賞」をそれぞれ受賞しました。

　北村氏は「高タンパク植物ウキクサの量産化で食料安全保障と気候変動に挑む」というテーマで発表を行い、最優秀賞を受賞し、EZOHUB TOKYOや社交場ヤングのコワーキングスペース利用権、さらには国際スタートアップカンファレンスHIW（Hokkaido Innovation Week）への参加権を獲得しました。北村氏は、今回獲得した権利を活用し、東京と札幌においてネットワークを強化し、ビジネスのさらな
る拡大を目指すと語っていました。

　一方、NICT賞を受賞した牧さんは「Real Touch～力触覚で誰でも簡単操作！汎用ロボットが変える水産業」というテーマでピッチを行い、副賞として来年3月に開催される起業家甲子園への北海道代表としての出場権を獲得し、全国大会への意欲を示しました。
　ピッチコンテストの後には交流会が行われ、本機構スタートアップ創出本部の土屋　努本部長による乾杯の挨拶を皮切りに、観覧者と登壇者の間で質問や名刺交換が活発に行われ、次のビジネスチャンスへと繋がるネットワークが多く築かれた様子でした。