11月22日（金）にオンラインにて開催された「第16回コラボ学長フォーラム」に、北海道大学産学・地域協働推進機構スタートアップ創出本部長を務める土屋努副理事及び椎名希美特任准教授が登壇しました。
　本フォーラムは、全国の大学長、学長経験者、産業界・金融機関・行政機関の関係者等が一堂に会し、大学を取り巻く環境変化や課題を共有し、産学官金連携による地域社会への貢献や人材育成について議論することを目的としており、文部科学省、経済産業省及び金融庁の後援を受けて一般社団法人コラボ産学官が主催しました。
　第16回目の開催となった今回は、「人材育成における産学官連携の役割の進化」をテーマに開催され、本学からは文部科学大臣が任命するアントレプレナーシップ推進大使を務める土屋副理事及び椎名特任准教授が特別講演とパネルディスカッションに登壇しました。椎名特任准教授による特別講演では、「100年先を見据えた産学官連携による人材育成―アントレプレナーシップを育むエコシステム形成を目指して―」というテーマのもと、アントレプレナーシップ教育の必要性を語るとともに、企業の抱える課題を解決するためのビジネスアイデアを考えるDEMOLAプログラム等、本学が企業と連携して行っているアントレプレナーシップ教育の事例を紹介しました。
　その後のパネルディスカッションでは、土屋副理事、椎名特任准教授の両名が登壇し、室蘭工業大学の松田瑞史学長、秋田県立大学の福田裕穂学長、長岡技術科学大学の鎌土重晴学長、電気通信大学の田野俊一学長、信州大学の中村宗一郎学長と、特別講演に端を発した未来の人材育成について活発に意見交換を行いました。
今後もこのような機会を活用し、アントレプレナーシップ教育の展開に貢献してまいります。