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実施報告:「ソーシャルビジネスで社会課題を解決する!アントレプレナーシップワークショップ」へ挑戦

11月15日(土)・16日(日)に沖縄市の創業支援拠点「Startup Lab Lagoon KOZA(スタートアップラボ ラグーン コザ)」において、「ソーシャルビジネスで社会課題を解決する!アントレプレナーシップワークショップ」が開催されました。本ワークショップは、社会課題をビジネスの視点から捉え、実践的に解決策を構想することを目的とし、北海道大学の学生5名を含む全国の大学生や若手社会人、高校生など27名が参加しました。


初日は、北海道大学の椎名希美特任准教授がファシリテーターを務め、「いま、なぜソーシャルビジネスなのか」をテーマに講義とディスカッションを行いました。社会課題を自分事として捉えることの重要性や、課題設定の仕方が事業の方向性を左右することについて具体例を交えながら解説し、参加者は自身の関心や経験をもとに意見交換を行いました。続く教育と国際交流を軸に事業を展開する企業によるトークセッションでは、社会的意義と事業性を両立させるための考え方や、実際の試行錯誤の過程が共有されました。理論だけでなく、現場でのリアルな経験に基づく知見は、参加者にとって大きな刺激になりました。


後半のワークでは、参加者がチームに分かれ、生成AIを活用して観光、教育、農業、移動手段など多様な社会課題をテーマにビジネスアイデアの検討を行いました。


2日目にはメンターからのフィードバックを受けながら事業案を磨き上げ、最終発表に臨みました。


立場や専門分野の異なる参加者と協働しながら課題を深掘りし、アイデアを形にしていくプロセスは、単なる知識の習得にとどまらない実践的な学びの機会となりました。北海道大学のアントレプレナーシップ教育においても、このような学外・他地域と連携したプログラムは、社会課題への当事者意識や行動力、対話を通じて価値を創出する力を育成するうえで重要であり、その教育的意義を改めて確認する機会となりました。


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